俺の日記

思い立ったら吉日!日々の考えを綴っちゃうよー!

こういうおっさんも悪くない

今日も自分の好きな事を好きなように書く。

 

アメリカでは毎年夏恒例のフェスである、パンクの祭典ワープドツアーが連日行われている。詳しくは割愛するんだけど、今年が最後ということもあり、新旧、若手からベテラン、現時点で人気あるなし、これからの活躍も期待されている100近く?以上?のバンド達が6月から8月までアメリカの全土に渡りライブをしている。俺も今からでも行きたくてしょうがないのだ。

 

すでにユーチューブでフェスの様子がアップされていて、日本にいながら俺も興味あるアーティスト達の様子を逐一チェックしているんだけど、現時点でのベストアクトはFour year strongというバンドだ。早速チェック!!

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2000年代後半、パンクカルチャーはポップパンクの勢いが衰退してエモやスクリーモというジャンルで埋め尽くされていた。

 

まぁエモやスクリーモを簡単にいうと前髪長めの細身のイケメン達がなよなよしながら時に絶叫しながら奏でる音楽なんだけど(もちろん俺も相当ハマってましたよ。)、そんな中突如現れたのが、ちっともイケメンではない、いかにもタフガイな太めの、メンバーの9割がヒゲを生やした彼らFour year strongだった。

 

後にイージーコアなんてジャンルを作ってしまった当時の彼らのインパクトは相当なもんで、動画にもあるように飢えたキッズ達を一発で虜にしちゃったんだよね。

 

たまたまデビュー前から知ってて、最初のアーティスト写真ではちっともイケメンではない彼らに嫌悪さえしてた俺でさえも、万能じしてデビューした彼らの、見てくれなんか置いといて、とにかく現場至上主義なPV観た時はぶっとんだな。

 

そこからあれよあれよとメジャーにいっちゃうんだけど、主要メンバーが抜けたり、メジャーにいってしまったことによって音楽性が変化したり、その影響でファンが離れたり、ありがちな展開で失速しちゃうんだよね。

 

Four year strongのワープドツアー初登場はいつだったか覚えてないけど、人気絶頂だった頃から年々ワープドに参加する度にステージもファンも目に見えて縮小していったように思う。

 

けど今、10年の時を経てワープドツアーのメインステージに帰ってきた。それはもう絶対に紆余曲折ありながらも続けてきた事への賛辞だと思うんだよね。

 

実際彼らと同じメインステージに立つバンドは彼らよりも圧倒的に人気だし若い。

けど続けてきたからこそ蓄えてきた実力と経験と、デビュー当時から備えてきた圧倒的なまでの現場での破壊力。

初見だろうが盛り上がらないキッズ達はいないように見受けられた。もちろん昔からのファンは一入だろうな。

俺もパソコン越しでもその迫力に涙さえしちゃったよ!!

 

 

懐古主義なんてやっぱダサいと思うし、今を生きてるんだから常に現在に適応しながら変化していこうと常々思ってる。けど、決して色褪せることのない信念を持っていれば何も恐くないし、勝手に回りを巻き込んでさえいけるんじゃないかって、前よりヒゲの伸びたFour year strongのタフガイ達が教えてくれた気がした。ライブ2曲目が動画の曲。チームアップチームアップ!!

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