俺の日記

思い立ったら吉日!日々の考えを綴っちゃうよー!

おっぱい

今でもたまに面白がられて、俺がバンドをやっていた頃を知らない方々から、当時販売していたCDをねだられる。

 

感想は毎回上々である。

 

謙虚にありがたいのだが、同時に「当たり前でしょ。」と思う自分もいる。だって本当に全てをそこに注いでいたのだから。

 

3枚CDを制作して合計1000枚以上を手売りしてきた。もう1STも2NDもなくて3RDしかない。当時は無料配布CDも色んな店舗、それこそ楽器屋さんからCD屋さんからショッピングモールの店舗、カラオケ屋さんまで置いてもらうように頼んで週に1度は補充しに行って結局2000枚は配布したように思う。我ながら良くやっていたように思う。

 

けどそん時20になったばっかりの頃は楽しくて夢中だった。だって毎回褒めてもらえるし、確実に反響があったから。

 

結果26に差し掛かる頃に俺はバンドの夢を諦めて、とんでもなく大きな挫折を経験するんだけど、それまでは毎日少しずつでも小さな成功体験がたっくさんあって、大きな挫折も含めてそれらが今になっては掛け替えのない財産となっている。女の子達にもチヤホヤされてきたし(笑)

 

またCDをねだられて、自宅に眠っていたCD達を引っ張り出した時にそんな事を思った。そして今日は久しぶりに高校生の頃からお世話になってるライブハウスの店長に会いに行ってお話した。うん、やっぱ俺気付いてなかったけど、相当頑張ってたんだな(笑)けど、もちろん今でも音楽を変わらず愛せている事に感謝だ、そして今の充実した日々に繋げてくれた事も。店長に「小田切、やっぱお前はバンドをやれ。」って言われたけど、それはやっぱりどうだか分からない。あの時の、あの瞬間の、あの感じの、あのメンバーで過ごした日々を、例え趣味で始めたとしても他のバンドで越える事が絶対に無いからだと断言できるからだと思うから。

 

 

青春時代は誰にとっても素晴らしく美しい。俺もそうだった。だからこれからもずっと頑張れる気がする。二十歳の頃の俺に会えたら言ってやりたい「安心しろ、三十のお前も良い感じだぞ。」と。当時の事を遡ったらキリがない。俺って本当に幸運だ。

 

 

 

そしてリッキー!心から結婚おめでとう!