俺の日記

思い立ったら吉日!日々の考えを綴っちゃうよー!

Moving forward

昨日髪を切った。散髪は一ヶ月に一回行う自分への労いでもある。

 

 

 

 

そこでたまたま何気無くカットの途中手に取った雑誌の特集は「手土産に持って行きたい一品」であった。

 

 

 

 

全国津々浦々お土産情報が網羅されていたので、すかさず茨城のお土産がないかチェック。そして見つけた。それは、歴史ある酒蔵の甘酒だった。

 

「今の時期甘酒なんて気が利いてんなー。」と所在を調べると、その酒蔵があるのは今現在仕事で通っている結城市にある事が判明した。これは運命である。

 

 

 

思い立ったら吉日、早速今日その酒蔵に仕事の合間、お昼の時間に行ってみた。

 

 

 

由緒ある佇まいに、凛とした日本家屋の堅牢感。しかし中に入れば、ついつい長居してしまうであろう落ち着きと、親に満ちた床座の簡素な内装。そして、祖父母の家を思わせるようなどこか懐かしい優しさに満ちた香り。

 

 

 

 

60代くらいであろう細身の女性が実に丁寧に接客してくれ、迷わず目当ての甘酒を二つ購入。一つは家族に。そしてもう一つは石岡にあり、自身がヘルパーとして務めるjiccaに持って行くためだ。

 

 

 

 

 

 

 

本日12月16日にゲストハウスjiccaでは日頃の感謝と、これからの展望も交え、二周年イベントなるものを催していた。

 

 

本来ヘルパーである私も朝から参加し、運営する立場にあったのだが、この時期本業の仕事が忙しくて夜からの参加を余儀なくされたのだ。

 

 

 

 

18時に仕事を終え、自宅に戻りjiccaへ。

 

 

 

 

玄関に数え切れないほどの靴があり、今日のイベントの参加者達の多さにおののきつつも嬉しさが込み上げてきた。この場に立ち会う事ができてホントに良かったなと。

 

 

 

 

 

そこからは具体的に語るまでもない、楽しい時間を過ごし今に至る。本当は、本当に皆と朝までいたかった。語らいたかった。

 

 

 

 

 

 

これまで生きてきて、世界中の皆と同じ様に数々の選択や岐路の連続であった人生だったと考える。

 

過去に思いを馳せ、考えていったらきりがないのだが、有難い事になんだかんだ今に幸福を感じている。

 

 

もちろんだからと言って、現状に満足はしていない。これからもまだまだ未来を見ていきたいし、世界を知っていきたいし、まだ見ぬ人々と出会っていきたい。

 

 

 

けど今は、今だけは、いづれは心の片隅に追いやられ、風化してしまうとしても。思いっきり噛み締めさせて欲しい。たくさんの「ありがとう」と、たくさんの「これからもよろしく」を。

 

 

 

 

 

ハッピー且つ感傷的な俺を今夜は許して欲しい。

 

 

 

 

 

仕事ばっかりで、普段とはいつもと違う道を通って気付いた「街はいつもと大きく変わってイルミネーションだらけ」と。

 

寄り道しなきゃ気づかない事だってたくさんあるんだよな。