俺の日記

思い立ったら吉日!日々の考えを綴っちゃうよー!

明日は俺が旅行者

明日より一泊二日で長野に旅行に行ってきます。

 

一緒に行く友達が「花火鑑賞士」なる聞いたこともなかった資格を持っており、毎年この時期に行われる長野での花火大会に参加しているそうなので便乗します。加えて長野のワイナリーだったりゲストハウスだったり温泉だったりをしっかり満喫してくるぜ!!超楽しみ!!もはや花火は二の次!!

 

 

 

 

そこで旅行の荷物や車を実家より回収するため仕事を早めに切り上げ電車に。駅を利用するにはイレギュラーな時間帯のため人は少ない。

 

 

未だにスイカを利用していない希少種のため券売機で切符を買っていた。すると中東系だと思われる外国人が俺の後ろに並んだ。他に空いている券売機があったのにも関わらずだ。そこで多分彼は日本に来たばかりなのだろうと推測できた。

 

とりあえず改札をくぐり、プラットホームにある休憩所で読書をしていたら、おもむろに扉がガチャガチャ音を立てた。顔を上げると先ほどの外国人が扉を開けるのに手間取り、扉を開けられなかったのが恥ずかしかったのか結局中には入らず外をウロウロしていた。ここで確信に変わる。彼は日本に来たばかりで間違いないと。

 

話かけたら、東京行きの電車がどれか分からず困っていたので乗る電車を教えて、乗る電車が同じだったのと見せてもらった切符の種類から、危うくグリーン車に乗り込みそうだった彼を引き止め、一緒に乗り込み彼の目的地までの行き方を簡単に説明し俺は先に降りた。

 

 

 

 

とても感謝された。

 

 

 

 

 

しかし実はこの物語にはもう一人登場人物がいたのだ。名も知らぬおじさんだ。

 

 

 

 

そのおじさんは体にしっかり合ったスーツを着こなし、そのスーツの色とはあえて外したと思われるナイスな柄と色合いのコートを羽織った恐らくそこそこの肩書きを持つ、企業戦士なのであろう。

 

 

 

 

 

少し話を戻します。

 

 

 

 

 

とりあえず改札をくぐり、プラットホームにある休憩所で読書をしていたら、おもむろに扉がガチャガチャ音を立てた。顔を上げると先ほどの外国人が扉を開けるのに手間取り、扉を開けられなかったのが恥ずかしかったのか結局中には入らず外をウロウロしていた。ここで確信に変わる。彼は日本に来たばかりで間違いないと。

 

 

それと同時に、俺より先に休憩所にいたおじさんがそわそわしだした。そしておもむろに立ち上がり休憩所の扉を開け外国人に中に入るよう促した。けど実その外国人は休憩所に入りたかったわけではなく、東京行きの電車がどれなのか休憩所にいる俺とおじさんに尋ねたかったのだ。

けどおじさんは全く英語ができず、その要求には応えられなかった。

 

 

 

そこで日常会話程度の英語ならできる俺も参加し、東京行きの電車を教えてあげた。

 

 

三人で休憩所に戻り、電車を待つ事に。わざわざ会話する必要はないと俺は読書に戻った。当然の沈黙。

 

 

そして電車がやって来た。三人で休憩所を出て電車に乗り込もうとすると先頭にいたおじさんはグリーン車の扉の前で立ち止まった。それにつられてグリーン車の扉の前で立ち止まった外国人。

 

 

危うくグリーン車に乗り込みそうだった彼を引き止め、一般の席へ。するとグリーン車へ乗り込むはずだったであろうおじさんもついて来た。そして1席空けて外国人の隣に座った。

 

 

そして俺の目的地である駅に着く手前くらいで彼の目的地までの行き方を簡単に説明して俺は降りた。

 

 

 

 

 

とても感謝された。

 

 

 

 

 

外国人にも、おじさんにもだ。

 

 

 

おじさんもその外国人と目的地がほぼほぼ同じらしく、英語はできないけど彼を目的地まで案内する事に決めていたらしい。

 

けど危うく自分と同じグリーン車に乗せそうになった事を訂正した事とか、とりあえずコミュニケーションをとってくれた事とか、目的地までの説明をした事によって安心感を与えた事とかに対して感謝してくれた。

 

 

 

 

 

いやいやおじさん、あんたの方が何倍も立派だよ。俺はただ少し英語ができただけ。

 

 

 

 

 

外国人、海外の人にとって、その旅行先の印象は関わる人達に大いに依存すると思っている。

 

 

 

外国人である彼が、旅行を終え母国に帰った時に、友達達に「日本旅行はどうだった?」と尋ねられた時にこう答えてくれる事に期待しているんだ。

 

 

 

 

 

「日本は最高だね!やっぱり何より人々がとても親切だ!例え言葉が通じなくても!」